中級者をめざすブログ

ゆるふわな大学生のブログです。

Aセメスター試験雑感

はじめに

 今期もオンライン試験の中、最も辛いと言われる2Aの期末試験が開幕した。履修登録時点ではこの時期の情勢が読めなかったので、必修科目以外は全てレポート評価の科目を入れておいたが、残念ながらそういう意味でのアテは外れてしまった感がある(何が言いたいかというと、普通に租税法を履修しておけばよかった)。今週は5日間で4科目の試験があり、1日残して何とも言えない疲労感に包まれてしまったので、気分転換がてら感想を書く。

 

刑法

 何となく今年は担当教員ごとに問題を作成しそうな気がしていたが、やはりそうだった。オンライン試験にするにあたっては①論点をモリモリにする②めちゃくちゃひねる/あるいはモデル判例を見せておいて微妙に引っ掛かかるポイントを作る のいずれかの方向性が取られると考えており、今年の担当教員は①だろうと思っていたら、やはりそうだった。息をするように文書を偽造するんじゃあないよ。

 一応一通り何かしらを書いたと思うが、第1問の共犯周りがちょっと不安かも。

 

刑事実務基礎

 書面なんて今どき本人訴訟でもなけりゃパソコンで作成しているんだから、手書きでやらせるのやめません?*1

 起訴前と公判前整理手続、公判と満遍なく出題され、満遍なく薄口答案。時間足りなくなっちゃって最後の設問が微妙だけど、まあ4点だしいいか(よくない)。仕方ないことだけど、刑弁の存在感が薄くてちょっとかわいそう。

 

民事実務基礎

 書面なんて今どき本人訴訟でもなけりゃパソコンで作成しているんだから、手書きでやらせるのやめません?(2回目)

 3時間はとても疲れる。「二回試験はこんなものではないですよ」という発言が最終回に教員からあった気がするが、そんなことは知ったこっちゃない...と思ったが、某大学入試の数学の試験時間が3時間だった気がして、何とも言えない気持ちになった。

 要件事実が面倒臭く、書き終わる頃には2時間が経過していた気がする(頭わるわるなだけかも)。色々書いたけど何だか何だか上手く書けていない気がする。大島本にも30講にも無いじゃない...?読めてないだけ?

*1:Twitterで、本人訴訟の本人がチラシの裏に手書きで書面を書いて提出してきたみたいな話を目撃した顔

Aセメスター開幕

はじめに

台風が来て、金曜日の予定が丸ごと吹き飛んだ(挨拶)。

 

Aセメスター最初の1週(他の学部・研究科より1週間開幕が早くて泣いちゃった)が終わったので、軽くその感想を。ちなみに今期は月曜1コマ、火曜3コマ、水曜3コマ、木曜2コマ(ただし中3コマ空き)、金曜は休み(だがバイトがある)。必修が合計で6コマ。

 

上級科目

総じて結構大変そう。そして火曜日に潜む闇。

行政法

Sセメスターに狂気を見せてきたオリジナル教材と同じ表紙のやつ。相変わらず設問には抽象的なものが混ざっていたりして何ともいえない掴みどころの無さを感じることもあるが、まあ何とかなるにはなりそう(クラスに行政法の猛者がいるので助けてもらおう!)。復習プリントはありがたいがかなり読みにくい。あとくたびれてきた水曜日の午後にゆったり進む系の授業はつらい。

訴訟要件論が3Sの1単位にしか振られてないのヤバくないかとも思ったが、まあでもその辺はみんなほっといてもやるからいいのか。

 

民法

意外にも(意外ではないか)梅も富井も鳩山も北川も我妻も出てこない。本当に基本的なことを、とても穏やかに、しかし緻密に詰めてくる。これどうかすると民事実務の講義より要件事実の勉強になるんじゃ

予習大変そう。

 

商法

実務家教員の担当科目を選択(なぜこのクラスだけ極端に人数が少ないんだろう)。大量の資料がTKCに掲載されているので、それなりにちゃんと読むと時間がかかりそうな気もする。総合の方とは性質が異なり、会社法全体のトピックに一応触れられるので、それはありがたい。ストゥディアで概観し直して、江頭を適宜参照すれば良さそう。

 

刑法

先生、マスクをつけているからわからんだろと思い、書籍部で見かけたのに挨拶もしないですみません(草)

基礎的な部分をオンデマンド教材で補い、その分の時間を削って内容を展開することに講義を使うスタイルはもしかしたら今後広がっていくのかもしれない。

レジュメの設問自体は教員の執筆した書籍を参照すればおおよそ道筋が掴めるが、判例の読み方とかその辺に疑問を持つことがちょいちょいあるのでそれをメモして質問するようにしようと思う。

 

実務科目

実務には本当に何の興味もないんだけど、これまで勉強してきたことがどの辺で現れてくるのかということを見ているとちょっと楽しい。自分でやりたいとは全く思わない。本当に。個別の科目については特に刑事が1巡しないと何ともいえないので書かない。

 

必修科目以外の講義

本当は4単位科目の租税法(か、倒産法)を履修するのがセオリーなのだろうけど、隔年開講の科目が租税法と被り、倒産法はスケジュールの問題で履修できず詰んだ。仕方ないので、Sセメスターの演習の内容をもう少し体系的に深めることと、隔年開講科目を履修することを優先した。

 

2Aが一番大変らしいけど、生き残れるのかしら。

 

 

 

新年

あけましておめでとうございます。

更新しようとするけれどもブログはTwitterほど気軽なものと思えず、えいやっと書くこともできない。

 

相変わらず自分の人生の先が見えてこないまま2021年を迎えたわけですが、この間あるところのオンラインイベントに参加した際に(冷やかしではないですよ!)そこの職員の方と1対1でそれなりの時間お話しする機会があって、これはあるいは向いているかもしれないなという感触を得たところです。

 

それはともかく、今年はアウトプットをする年にしたいと考えています。

単位を貰ってペーパーを書くこともできる環境にあるわけですし、「修士論文にならいいサイズ感」と言われた、2年ほど前から一つ持っていたテーマがあるので、なんとかそれで1本書きたいなと。この間ふとコロナ禍の中で(日本ではあるいは現実的ではないかもしれないけれど)問題となりうる局面が来ている(あるいは既にそうなっている)のではないかと思うことがあったので、ちょっとワクワクしているところでもあります。

 

もう5年。そろそろちゃんとやらないと、ね

夏学期の終わり(?)

とは書いたものの、まだ補講が残っているし、そもそも全く終わっていない講義がある(挨拶)。

 

 入院()して最初の学期の講義期間が概ね終わったわけだが、まあ世の中がこの有り様なので全てオンライン、さらに今学期の担当者は全てオンデマンド配信形式を選択した(講義の性質上、個人的には賢明だと思う)ので、基本的にかなりフリーに生活をしていた。

 

 オンライン講義に対して質が下がっただの、元に戻せだのという話はよく目にするし耳にもするが、まあ現状元に戻すのは無理だし質の比較なんてどうやってするんですかアホくさ〜〜という感じでしかない。現状をどうよく過ごすかを考えた方がよっぽど生産的ではないのかな...(講義する側も受ける側も)

 

 個別の講義については触れないが、全体的な感触として

良かった点

  1. 自宅で講義を受けられるので、荷物を持って移動する必要がない
     これは大きい。学部末期の頃は荷物が多すぎた影響で(絞ればいいのに)肩や腰が死にかけていた。体にとって良い休養にもなったし、移動時間と移動で発生する疲労がないという点はアドバンテージでしかない。元来資料の比較的整っている自室で勉強する派の人間なので、大学に入れないことにそれほどの不満は感じなかった(図書館というアレはあるけれど、食事代とかそういうものにかかる費用が激減したため、その分のカネを本に回して...(アホ))。自由に使える時間も増えた(有効に使えたかについては黙秘)。

  2. オンデマンドの場合、教員側で録音・編集がなされた状態で講義が提供されるので(お疲れ様です...)、各回がキリの良いところで終わり、比較的網羅性の高い講義が提供される
     これはありがたかった。問答を含む対面形式ではまずありえず、「自習に委ねる」として尻切れトンボになってしまう部分が多くなることが想定されたので、この点は正直ラッキーだったと思っている。某めちゃくちゃ延長する名物教員については賛否があると思うけれど、個人的にはこの形式になったことで当該教員の講義の良さが引き出されていると思っている(撮影が辛そうな様子がとても伝わってくるが)。この講義があっただけで今学期の価値はあったと言っても過言ではない。果たして期末試験までに全ての回の講義は出揃うのか。

  3. (既知の方とは)ゼミを組みやすい
     Zoomなどの通話アプリは画面共有などの機能も備えているので、ゼミに使うのには適しているように思われる(ただし少人数に限定される)。今学期はドイツ語の文献を読むゼミに参加させていただいたが、比較的遠方に住んでいる方ともわざわざ集まらなくて良いという点は、1と同じような感じ。ただこれは、()内が重要で...

ここから良くない点・気をつけなければならない点。

  1. 時間の使い方
     元来怠け者なので、時間を全て有効に使えたかと言われると...
     正直オンデマンド講義を継続的に視聴するのは普通に疲れる(目がいつも疲れている気がするし、眠くもなる)。それで終わり〜になってしまうことも何度かあり、適度に休憩を挟みながら息切れしないように1日を構成する必要がある。
     また、マクロなレベルでは、定期的に自主ゼミなどを組んで予習・復習とメリハリをつけて勉強することに努めることが肝要なのだなという感想(今期は全く組んでいない。期末試験対策と講義のまとめ目的では組むつもりだけれど)。

  2. (クラスメイトと)自主ゼミを組むのは困難ー新しいつながりを作りにくい
     Twitterで出会えるならまだいいのだが、今年のクラスメイト・同期とそうした場で交流することが少なかった。クラスのSlackはもちろんあるのだが、あまりそこで盛り上がるというわけでもなく、またオンラインで双方向講義がないと、相互に力量や相性がわかるということもないという点で辛いものがあった。今期、講義関連で自主ゼミを組まなかったのはそうした面が大きい。

 

 ということで加筆修正を加えた。多分そんなに目新しい点はないと思うけど、まぁ自分の感想をまとめただけなので別に...

 

最近流行りのアレをやってみた

大学生になってから始めた塾講師のバイトがもう5年目に入る。

まあ典型的な集団指導の学習塾で(学生非正規雇用者に頼らざるを得ないところに闇を感じなくはないが)緩くそれなりの稼ぎを得てきたのだが、今年はご存知コロナウィルスのおかげで教室での授業が不可能になり、1週間の試行期間を経て、今週から本格的にZoomを用いた授業が開講されることになった。久しぶりにブログに書きやすいネタができたのでその感想をつらつら書いてみることにする。

 

今日は3クラス分、合計で4時間分画面の前で喋っていたことになる。

なんと言っても、肉体的にも精神的にもいつもより疲れを感じている。

大学院の教員も口を揃えて話していたが、やはり目の前に誰もいない状態で話し続けることそのものが疲れるし、しかしボソボソと話すわけにもいかず、普段の授業と同じような調子で話そうとすると、その方向に意識を向けなければならないので、余計に力が入ってしまう。自分は生徒の反応にそれほど影響されず授業をする方だと思っていたけど(よくない)、それでもかなりやりにくさを感じた。○進の講師はよくあんな状況で撮影を続けられるなあという感想を抱く。

 

で、各クラスちょっとずつスタイルを変えながらやってみた。

  1. 25名程度のクラス
     立ったり座ったりが面倒なので、小型カメラを書画カメラのようにして手元を映し出し、そこにテキストのコピーを置いて書き込むスタイルでスタートしてみたが、小型カメラの画質の問題か、あまり鮮明にテキストが映らない。どうせ手元に同じテキストがあるから大体の位置がわかればいいだろうと思いそのまま進行してみた。進行そのものは東○に通っていたおかげでイメージ通りというか、それほど違和感はなかった。
     しかし、映像授業との差別化を図るという観点を入れると難しくなる。何せ25人もいるとマイクをオンにして好きに話させるわけにもいかない。とはいえ一方通行では映像と変わらない。仕方がないので、一回ずつは発現させるという名目で雑談したり、発問を多めにしてみた。指名→ミュート解除→「どうぞ!」の順で発現させると比較的スムーズに進んだように思われる(その代わり、一度の問答に時間がかかる)。ナマの会話と異なり、少しでも声が重なると何も聞こえなくなってしまうのがやはり大きな難点。

  2.  10名程度のクラス
     やはり10名を切るくらいの人数がZoomの最も効果的な人数なのかもしれない。ギャラリービューにすることで全員の顔もみることができ、発言をさせながら回すこともそれほど難しくはないと感じた。
     このクラスでは手元でテキストのコピーではなくiPadの画面(データ化したテキストを表示)を映したが、iPadはそれ自体が光源となるため、格段に見やすさが向上していたらしい(生徒談)。まあ当たり前だがAirPlayによる画面共有が最高なのだけれども。バイト先で使用しているPCがWindowsで、iPadと画面共有するために必要なソフトウェアをDLできないのが渋い。

  3. 5名程度のクラス
     このクラスでは試しに全員のマイクをデフォルトでオンにした状態でわりあいにフリーに喋らせてみた(日頃から「あくてぃぶらぁにんぐ」をやっていたので)。まぁこのくらいの人数がフリーに喋る限界かな...
     難点はやはりイヤホンをつけていない生徒がいると否応なしに生活音などが入ってしまうところ。できればマイク付きイヤホンをつけて参加してほしいのだが、まあなんとも。デフォルト設定はミュートの方がいいのかもしれない。

     ちなみに、このクラスではテキストを映すのをやめて、画面共有の「ホワイトボード機能」を使ってテキスト入力を板書代わりにしてみた。まあこちら側としては字が汚くて読めないということを言われずに住むのだが、ぶっちゃけ(普段使っていない)キーボードを絶えず叩き続けるのも疲れるし、もう少しタイプ速度を上げなければならない。

 

試行期間に授業をやらなかったもので、本格開始初日にいろいろ試しにやってみたが、総合すると画面共有+iPadという組み合わせが最もフレキシブルかつ見やすい形で動かせるように感じられた。もうしばらくZoomで授業をしなければならない期間は続くだろうから、工夫して負担のない環境を整備していきたい。

 

【追記】

前述したように、対面授業よりもかなり疲れる。反応の見えない状態で喋るというのは、ある種ラジオ番組に出演するのと変わらないのかもしれない。しかし、数秒の沈黙が放送事故とも言われてしまう(実際に出ていた時にそんなことを言われた記憶がある)ラジオ番組とは異なり、あくまで授業であるから、ある種沈黙を躊躇わないというのが鍵になるのかもしれない。沈黙によって「間」を作ってあげるというのも一つ重要だろうし、受講者に喋らせる時間などのアクティビティの時間を作ったり、チャット機能を用いて「今質問があったのですが〜」というような、お便り的なテイストを出したりしながら、絶えず「変化」を作り出すことが肝心なのだと思う。授業を受ける側でもあるからある程度わかるが、この形態の授業は、やる側も受ける側も、参加者全員にとって疲れるものであるし、その「変化」が幾分かそれを和らげる手段になるのだと思う(やりようによってはさらに負担を増やしてしまうのである種諸刃の剣だが...)

春の訪れ

まさか桜の開花日に雪が降るなんて(挨拶)

 

2年ほど前この時期になるとどうにも鼻詰まりや鼻水に悩まされている*1

別に鼻はかめばいい話だが(やりすぎは耳などに良くないらしいが)、鼻詰まりは夜横になると顕著に現れるため、とにかく眠れない。寝ても眠りが浅くなり、すぐに目が覚めてしまう。なんてこった。合わせて目も痒くなり涙が出てくるのにもなかなかに困る。

 

今年もその季節がやってきたので、もうこれは花粉症なんだろうなと思いつつひとまず市販のア○ジオンを飲んでみたが全く効果がない。仕方がないので、ついに耳鼻科を受診して薬を処方してもらうことを決意した。病院に行ったのが4日前のこと(人の多いこと)。耳鼻科医曰く「ああこれは花粉症ですね。鼻水や鼻詰まり、くしゃみは風邪の症状とも重なるけれど風邪で目は痒くならないでしょう」とのことで、なるほどそうかもしれんと思いながら処方された薬を持ち帰った。その日から服用を始める。

 

これはすごい。

症状が劇的に改善する。鼻水は若干出るが、詰まることがまるでない。空気の通りが段違いによい。ちゃんと病院へ行くべきときには行くものであると改めて感じた次第である。

 

春の訪れを敏感に感じられるようにはなったが、人生の春の訪れは来ない。

 

*1:ちょうど引越しをしたタイミングだったので、最初はシックハウス症候群あたりを疑っていた

無題

 

おそらくサービスが終了しない限りこの駄文も半永久的にネットの海を漂い続けるのだろう。オープンなものは人目に晒され続け、クローズドなものも当人たちの間には残っていく。(とはいえ以前の自分が書いたものや、それを含むやりとりなんて恥ずかしくて見ていられないので消していくのだが...)

 

しかしながら幾らかは残しておきたいやりとりもあるもので、ふとそれを見ているときに当時付き合っていた人物の親に会うのどうのというやり取りを目にした。「結婚するときに会えばいいよ」だなんて、今から考えてみると高校生のくせにガキっぽいのかませているのかよくわからんような話である。

 

結局親と会うこともなく、その人と結婚することももうないのだが、その後その親とは会う機会があった。そろそろ5年前になる。まさか本当に会って話すことになるとは、人生何が起こるかわからない。

 

ほんとうにわからない。